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獣医師の独り言

07年4月に大阪、箕面で往診専門の獣医師として開業しました、と言っても若くはないです、遅れてきた獣医師ですから。 そんな私が日々の診療でのあれこれを日記に綴って書いてみました。

往診専門 

往診専門動物病院ということでスタートして約2年が経ちました、そこそこ忙しくなってきましたが、いろいろと問題も見えて来ました。

一番は往診専門と聞くと終末医療、救急医療だけととらえられてしまう事です。
もちろん終末医療も想定してスタートはしたんですが、ただそれだけとしかとらえられていない事が多いんです。
散歩の途中でお会いする方も「まだ元気ですけど動けなくなったらお願いしますね」っていう具合です。
終末医療ももちろん大事なんですが、こちらとしてはもうちょっと元気な時から診たいなぁなんですね。
やはり病気にかかってこちらで出来る限りの知恵をしぼって治療をして「先生、なおりました、本当にありがとうございました」って言葉を聞きたいですよね。
そういう声も聞くのは聞くんですが、割合としてはやはり終末医療の方がずいぶん多いです。

そこでもうひとつの問題、中途半端にとらえられる事なんです、見た目が大きいんですね。
大きな建物で設備が整っていると安心できるんでしょうね、それはそれでよく分かります。
でも我々人間でも風邪を引いたくらいなら近所の診療所や、クリニックに出かけます、それでこれは手に負えないとなると、どこか専門の先生を紹介してくれます。
それを一次診療と言うんですが、私はそれでいいと思ってます、もちろん避妊手術、去勢手術、ちょっとした腫瘍の切除、歯科処置なんかはこちらでやりますが、骨折の手術や目の手術や帝王切開なんかの人手の要る手術なんかはスタッフのそろっている知り合いの先生に頼みます。

そこで一番大事なのは最初の入り口である一次診療できちっとした診断が出来るかどうかなんです、そこでなんでも自分でやってやろうって思って手遅れになったり、初めから方向が全然違っていたりしたらそれこそ大変なことです。
自分ではやらない手術でもそれを想定して話を進めていったり、とにかくあらゆる知識をめぐらせて診察には取り組んでいます。
設備にしても尿閉(猫の男の子に多いんですが、結石なんかが詰まって尿が出ない状態)の時は酸素ボンベに麻酔器も運びますし、普通にエコーも運びます。

そしてどんな専門の先生を知っているか、もけっこう大事なことです
それとやはり病院に行くストレスがいかに大きいかを痛感しています、特にネコさんはそうですね。
意外と家ではおとなしい子が多いですね、猫袋があるんですがそれに入れるとおとなしくしてくれます、犬も自分のお城、テリトリーに他人が入ってくるとどう猛になるものと思ったんですが、これもそうでもないです、今まで触らせてくれなかった子はかぞえるくらいです。

やはり往診専門の獣医、まだまだ珍しい段階なんでしょうね、往診でどこまで出来るか?
これからもまだまだ挑戦は続きます。

雨の日の正装!
なんで男なのにピンクなんだよ、いやだよー(ごめん、たんに安売りでピンクしかなかったの)
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トイレの水を飲んでます、
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調子に乗って何回もやってると水道代の請求書を見てビックリ
それからは制限してます
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